GRAVESHADOW3

GRAVESHADOW(グレイブシャドウ)
THE UNCERTAIN HOUR / 2022年 / 77点

アメリカ出身のパワーメタルバンド、4年ぶり3枚目のアルバムです。

前作まで歌っていた女性Voヘザー・ミシェルが脱退し、新たにレイチェル・ラックス・クインという人物が加入。更にベースも脱退して、こちらにも女性が加入しています。二人とも真っ赤な赤毛が印象的です。

そんなメンバーチェンジが影響しているのか、音楽性もそれなりの変化があります。
まず、ボーカルはレイチェルのノーマルボイスと、レイチェルではない男性のデスボイスの2種類のみになっています。レイチェルはヘザーに比べるとかなりパワフルな感じで、このサウンドに合ってると思います。デスボイスの男性が誰なのかはよく分かりませんでしたが、悪くないと思います。
また、これまでの作品は疾走感があまりありませんでしたが、本作は前半にそこそこ疾走感のある曲が並んでおり、結構勢いで聴けるようになっています。
この2点により、前作に比べるとかなり派手な印象を受けました。

そして最も肝心なメロディですが、結論から言えば前作よりは良くなっていると思います。特に前半はそこそこ良い曲が揃っており、「Gwynnbleidd」や「Sea of Apparitions」、「The Swordsman」などは悪くないと感じました。
ただ、やはりと言うべきか後半になるほどイマイチな曲が増えていき、最終盤になるともう全然耳に引っ掛かる事は無くなってしまいました。ABメロは相変わらず良いんだけど、サビが下手なんだよな~。

あと、1つ凄く言いたい事があるんですが、女性Voのレイチェル嬢の声に常に変な反響エフェクトがかかってるんですが、これ、良い効果があるんですかね? 私は完全に逆効果だと思いました。聴きづらくて仕方ない。終始「普通」で良かったんじゃないかと思います。

総合すると、「前作よりかは幾分良くなってるが、まだまだ」と言った所でした、

お気に入りは「Sea of Apparitions」。これは結構聴き応えがありました。

う~ん、3作続けて私の期待には届きませんでした。次作はどうしようかな……。