
PATH OF DESTINY(パス オブ デスティニー)
DREAMS IN SPLENDID BLACK / 2016年 / 83点
ドイツ出身のメロディックデスメタルバンド、2枚目のアルバムです。
デビュー作となった前作から実に6年ぶりの2枚目です。なかなかに厳しい懐事情のようですな……。
前作はメロデスでもありブラックメタルでもある、どちらとも言えるユニークな音楽性が気に入っていました。しかし本作はブラックメタルの要素が大幅に増強。メロデスらしいキャッチーさはかなり控え目になっています。イントロに続く2曲目「Invocation」なんてブラスト全開で、完全にブラックメタルです。
6年かけただけあって、サウンドは見違えるほど逞しくなり、ボーカルもパワフルになっており、客観的に見れば間違いなく本作の方が評価が高いでしょう。しかし私としては「メロデスでありメロブラでもある」という音楽性が気に入っていたので、この変化は正直言うとちょっと残念でした。
「Dreams in Splendid Black」や「Two Steps to Eternity」のようにメロデス寄りの曲もありますが、割合で言えば少な目です。またキーボードによる幻想的な音色が無くなってしまっているのも個人的にはマイナス。
総じてブラックメタルが好きな人は前作以上におススメできます。一方でメロデス好きは注意してもらいたいです。
お気に入りは「Two Steps to Eternity」。全体的にメロデスな1曲。こういうのが欲しかったんだけどな……。
間違いなく進化はしていますが、ちょっと自分の好みからは外れてしまいました。実際どう感じるかは、自分の耳で聴いて判断してください。

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