SOLARUS1

SOLARUS(ソララス)
REUNION / 2017年 / 75点

カナダ出身のパワーメタルバンド、1枚目のアルバムです。

利用しているサブスクのおススメに出ていた事で知ったバンドです。ちなみにネットだと「SOLARIS(ソラリス)」が当たってしまい、すごく検索しにくかったです(汗)。

音楽性はプログレッシブなリズムのパワーメタルです。ただ、プログレッシブなのはドラムのリズムくらいで、メロディ自体は抒情的で聴きやすく、そういった面からも同郷のBOREALISやSERENITY辺りに近いと思います。

キーボードをたっぷりと使った抒情的なプログレッシブパワーメタルは、スピードこそありませんが、サラ・ディーによる溌剌としたフィメールボーカルのお陰もあって、とても聴きやすく、身構える必要は無し。サウンドも演奏技術も1枚目ながら文句の付けようがなく、個人的には意外とヘヴィなギターが気に入りました。

……と、「なかなかに良いじゃん!」と思いながら聴いていたんですが、不思議な現象が起きました。いつの間にか曲が終わってるんです。「ん? この曲、サビあった?」と思ったんです。そう、このバンド、サビの盛り上げ方が致命的に下手なんです。
ABメロもサビも全部同じトーンで、ぶっちゃけどこがサビなのか非常に分かりにくいんです。その為、耳馴染みは良いけど、そのまま引っ掛かる事無く終わってしまうんです。
ココは要改善ですね。でも、逆を言えばそこさえ改善できればかなりの作品になれるとも思いました。

お気に入りは「Shadows Lifted」。コーラスをシッカリと使い、サビを印象的にさせた1曲。他の曲もこれくらい作り込んでほしかった。

素材は決して悪くないと思います。あとは調理の仕方ですね。次作に期待。