
CRYSTAL VIPER(クリスタル ヴァイパー)
TALES OF FIRE AND ICE / 2019年 / 86点
ポーランド出身のパワーメタルバンド、7枚目のアルバムです。
女性ボーカリスト、マルタ・ガブリエルによって2003年に結成されたパワーメタルバンドです。
前作「QUEEN OF THE WITCHES」は「このバンドってこんなにIRON MAIDENっぽかったっけ?」と思う程ツインギターが目立つパワーメタル作品でした。が、本作は打って変わってというか、このバンド本来の姿に戻っています。パワーメタルである事は変わりませんが、STRATOVARIUSをお手本としたヨーロピアンな香り漂う正統派メロディックメタルです。
過剰なツインギターは抑えられ、マルタのボーカルも張り上げる場面が減り、普通に歌っています。適度な疾走感、良い場面で場を盛り上げるキーボード、濃すぎず薄すぎない抒情的な歌メロなど、IRON MAIDEN好きやパワフルなスタイルが好きな方からすれば「コレジャナイ」感が強いかもしれませんが、私個人としてはこちらの方が聴きやすくて好きですね。
何よりバラードも含めてどの曲にも耳を惹くキャッチーな歌メロがあり、捨て曲がありません。最初から最後までキッチリと楽しめたのは高ポイントです。一撃必殺の曲が無い、ドラムを始めとした各楽器の迫力が無いなど、気になる点もあるにはありますが、↑の高ポイントを考えれば些細な事です。と、歌メロを何よりも重視する私は思います。
お気に入りは「Under Ice」。サビメロが好き、凄く好き(笑)。
極めて真っ当なヨーロピアンパワーメタルです。パワーメタル好きならぜひ聴くべし。

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