
Shiver of Frontier(シヴァ オブ フロンティア)
Faint Hope to the Reality / 2022年 / 86点
日本出身のパワーメタルバンド、3枚目のアルバムです。
2010年に結成された、日本人らしいドラマチックなメロディ満載のパワーメタルバンドです。
方向性はいささかも変わっておらず、さらわれた女王を救うため、ドラゴンの背に乗って戦いへ赴く勇者の姿が頭に浮かんできそうな、ドラマチックなメロディ満載のパワーメタルです。最近は使われませんが、一昔前の言い方をすれば「クサメタル」というヤツです(クサいと表現したくなるほどメロディアスなサウンドの事)。
Minakiのハイトーンボイスなど、特徴的な部分も変わっておらず、よりパワーアップしていると感じました。
Minakiのハイトーンボイスなど、特徴的な部分も変わっておらず、よりパワーアップしていると感じました。
イントロから続く、お約束の疾走曲「Faint Hope in the Wind」、若干スピードは落ちるものの哀愁のメロディがたまらない「Desire」、唯一の日本語タイトルにして本作中最も凝った展開の「鐵の騎士と姫」、再びの疾走曲「Roars Echo」、三度の疾走曲「Jealousy」などと言った曲が並びます。バラツキ無く、どの曲にもシッカリとクサいメロディがあり、それが最後の最後まで続くのは見事の一言です。
また、バラードを除くと、ミドルテンポ以下の曲が一切無く、全てアップテンポ~疾走、ゆえに疾走感は過去最高です。
早くてクサい。好きな人にはたまらない作品なんじゃないでしょか?(俺だ)
欠点というか気になる点としては、スタイル的にどれも似たり寄ったりで、後半は正直ちょっと飽きが来る事。2~3曲に1曲くらいは全然違うタイプの曲、例えばフォーキーなミドルとか、デスボイスを使ったヘヴィな曲なんかを挟んでも面白かったかもしれません。
まあ、バンド側も全て分かった上で「俺達はこういうのが好きなんだ!文句あるか!」という気持ちなんだとは思いますが(汗)。
まあ、バンド側も全て分かった上で「俺達はこういうのが好きなんだ!文句あるか!」という気持ちなんだとは思いますが(汗)。
お気に入りは「Desire」。表題曲の次の曲なのでやや影が薄いですが、この哀愁、たまりません。
やりたい事を愚直なまでに突き詰め、やり続ける、職人的な作品だと思います。

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