EMPEROR3

EMPEROR(エンペラー)
IX EQUILIBRIUM / 1999年 / 80点

ノルウェー出身のブラックメタルバンド、3枚目のアルバムです。

シンフォニックブラックメタルの開祖とも言うべきバンドです。なお、本作ではリーダーであるイーサーンがボーカルとギターだけでなく、ベースも兼任しています。この人、何でもできるな(汗)。

音楽性は大きくは変わらず、これぞシンフォニックブラックと言えるサウンドですが、前作に比べるとギターサウンドがかなりノイジーになり、よりブラックメタル色が濃くなったように感じられました。ノーマルボイスの出番が減っているのも、そう感じる要因かも。
とは言え、聴く者を圧倒する威圧感というか威厳的なモノは変わらず、「皇帝」の名に恥じない凄さを感じられます。私が本作を聴いたのは2025年なんですが、26年も前の作品とは思えません。

ただ、このブログは私の極めて個人的な感想を述べる場でして……。自分はメロディアスなキーボードサウンドが好きだったので、このサウンドはちょっと好みとは違うかな。他のブラックメタルに比べれば十分メロディアスではあるんですが、キャッチーとまでは言えず、正直な所、満足度は低かったです。
メロディアスな方向に舵を切ってほしかったんだけどなぁ。

お気に入りは「Nonus Aequilibrium」。後半のノーマルボイスで歌われる部分が好き。

格好良いとは思うけど、好きになり切れない。そんな感性の自分が歯痒い……。