
KERRY KING(ケリー キング)
FROM HELL I RISE / 2024年 / 80点
アメリカ出身のスラッシュメタルバンド、1枚目のアルバムです。
スラッシュメタルの第一人者SLAYERのギタリスト、ケリー・キングが新たに結成したバンドです。まあ、自分の名前を冠しているのでソロプロジェクトという位置付けなんだと思いますが。
2019年にSLAYERは解散しましたが、ケリーはまだまだやりたかったようで、こうして新たにバンドを結成しました。メンバーはケリー、もう一人のギターがフィル・デンメル(MACHINE HEAD)、ボーカルがマーク・オセグエダ(DEATH ANGEL)、ベースがカイル・サンダース(HELLYEAH)、ポール・ボスタフ(SLAYER)と錚々たる面々が揃っています。
まあ、SLAYERは2024年に再結成するんですが(汗)。これはケリーもビックリしたでしょう。「えっ? ならソロやらなかったのに!」とか思っているかもしれません(あくまで私の推測です)。
それはさておき気になる音楽性ですが、もちろんSLAYERです。誰が聴いてもまんまです(笑)。何かから逃げているかのような疾走感、切れ味抜群の不穏なギターリフ、そして吐き捨てるような歌い方、何もかもがSLAYERです。まあ聴く前から予想はしていましたが、60を過ぎてなおエクストリームな道を歩き続けるケリーには、もはや敬意しかありません。
アップテンポな曲とミドルテンポな曲が交互に配置されており、それはつまりアルバムの半分は疾走曲という事。私個人の考え方としては、スラッシュメタルは早くてナンボだと思っているので、この構成は大いに賛成。最近の後年のSLAYERはあまり疾走感は無かったですからね。
お気に入りは「Rage」。タイトルの通り、怒りに任せた凄まじい突進感を味わえる気持ちの良い1曲です。
私個人としてはスラッシュメタルはあまりメロディアスではないので、正直好みではないんですが、そこはさすがのケリーです。SLAYERと二足の草鞋(わらじ)状態になってしまいましたが、こっちはこっちで続けて行ってほしいですね。

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