
DESTRUCTION(デストラクション)
THE ANTICHRIST / 2001年 / 81点
ドイツ出身のスラッシュメタルバンド、7枚目のアルバムです。
SODOM、KREATORと共に「ジャーマンスラッシュ三羽ガラス」と言われているベテランバンドです。
私は名前はもちろん、何曲かは聴いた事もありましたが、今までシッカリと聴いた事がありませんでした。しかし、急に聴いてみたくなり、サブスクを調べた所、ちゃんとあったので聴いてみる事にしました。こういう時サブスクって便利だね(笑)。
音楽性はもちろんド直球のスラッシュメタルです。デスボイス一歩手前の吐き捨てるかのようなボーカル、ひたすらザクザクと刻まれるギターリフ、バラード無し、とまごう事無き純度100%スラッシュメタルです。
また、私は全曲突風のごとき爆走曲ばかりだと思っていたんですが、意外とそうでもなく(もちろん全体的にアップテンポではありますが)、私でも十分に「追いつける」程度のスピードの曲が多く、むしろこれくらいの方が心地良いと感じました。
一方で、パワーメタルのようなキャッチーさは当然ながら無し。抒情的なメロディも一切無く、ひたすらにダーティーなメロディが続きます。私はこれが苦手だから今までスラッシュメタルに手を出していなかったんですよね……。
ただ、こうして改めて聴いてみると、それを補うギターリフの気持ち良さというモノがある事も分かりました。スラッシュメタルとはメロディではなくリフを聴く音楽という事なんですね(たぶん)。
気になる点は後半やや失速する事。ミドルテンポの曲が増え、ちょっと物足りなかったかな。やっぱり全曲アップテンポは疲れちゃうんだろうな(まあ、聴く方もですが)。
お気に入りは「Bullets from Hell」。最初はミドルテンポですが、中盤からいきなり爆走をぶちかます気持ちの良い曲。
これを聴いて、スラッシュメタルの聴き方というモノがちょっとは分かった気がします。これからはスラッシュも聴こう。

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