
VOICE(ヴォイス)
HOLY OR DAMNED / 2024年 / 70点
ドイツ出身のパワーメタルバンド、6枚目のアルバムです。
極めてポピュラーな名前が故に調べるのが大変なバンドです。過去には国内盤も出た事がありますが、今このバンドを覚えている日本人なんてきっと100人くらいしかいないんじゃないかと思います。で、そんなバンドをわざわざレビューするのはきっと私だけでしょう(汗)。
音楽性は前作から変わらず、男らしさ満点の正統派パワーメタルです。キーボードを使わず、ギターリフだけで勝負する武骨なスタイルで、まさに「古き良き超正統派パワーメタル」と言った所です。疾走感はそこそこあるものの、基本アップテンポで爆走曲はありません。
今の流行などガン無視の本作が「オッサンのオッサンによるオッサンのためのヘヴィメタル」である事は間違いないでしょう。でも、ヘヴィメタルって元々頑固なおじさん(おばさん含む)が多いので、これでも少しは需要があるんでしょう。実際、私のようなおじさんがホイホイと引っ掛かってるわけですからね(汗)。
……と、最大限擁護してはみたものの、正直本作を人にはとてもおススメできません。それは「ダサいから」ではなく、メロディが弱いからです。トップを飾る「Nevermore」から中途半端で、MVもある「The Silence Of Prescience」もイマイチ、その後も「In This World」「Dream On」とパッとしません。ぶっちゃけ、そのまま最後まで行ってしまいます。
流行から外れてるとか散々言いましたが、それでも本作を聴いたのはヘヴィメタルらしい勇壮なメロディがあると思ったからです。それが無いというのなら、正直あまり聴く価値は無いと言わざるを得ません。
お気に入りは「Tears In The Dust」。唯一マシだと感じた曲。静かな出だしと抒情的なサビが好き。
もしも次があるのなら、とにかくサビメロをシッカリ練ってください。お願いします。

コメント