
CONSTRUCT(コンストラクト)
OBSERVATIONS / 2017年 / 83点
スウェーデン出身のメロディックデスメタルバンド、2枚目のアルバムです。
初期IN FLAMESを思わせる古き良き王道のメロデスをやっているバンドです。モダンなバンドもそれはそれで嫌いではないですが、自分はやっぱりこういうのが好きですね。
2枚目である本作も音楽性はまったく変わらず、「COLONY」辺りまでのIN FLAMESを想起させる、古典的なメロディックデスメタルです。キーボードによるキラキラとした装飾も、ノーマルボイスも、モダンなメロディも一切無し。激しくも抒情的なギターリフを主軸に、ストレートなリズムで突き進む、これ以上ないほど王道なスタイルを愚直に貫いています。
最大のポイントはやはりメロディです。前作に比べて間違いなくメロディの抒情性・哀愁はレベルアップしており、聴いてて実に気持ちが良かったです。特に気になったのを挙げると、「THE JESTER RACE」の頃のIN FLAMESを思い起こさせる「Introspection」と「Terracide」、本作で最も爆走をかます「Viral Disease」、本作中最長の6分あるダークながら聴き応えのある「Breaking Point」などかな。
ただその一方で、後一歩という曲も同じくらいありました。「The Oppressor」「Progress Into Depravity」「A Lost Cause」などは決して駄曲ではないものの、もう少し哀愁のメロディが欲しかったかな。特に前半に固まっていたのもマイナス。前半に良い曲が固まってると、例え後半微妙な曲があっても、「まあ前半は良かったしな」とか思えちゃいますからね(笑)。
お気に入りは「Viral Disease」。ヘヴィさとメロウが見事に噛み合った秀曲です。
良いレベルアップですね。このままのスタイルで、更に磨きをかけていってほしいです。

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