BLOODEYED SUNSET2

BLOODEYED SUNSET(ブラッドアイド サンセット)
INHERITANCE OF FIRE / 2024年 / 84点

日本出身のメロディックデスメタルバンド、2枚目のアルバムです。

2018年に結成された若いバンドです。自らの音楽を「ヒロイック・メロディック・デスメタル」と称しています。何かコスプレしそうな感じがしますが(笑)、実際は「熱いメロディがあるメロデス」の事らしいです。

音楽性は前作と変わらず、ツインギターのメロディが熱い、王道のヨーロピアンメロディックデスメタルです。キーボードによるキラキラ装飾、ノーマルボイス、モダンなメロディと言った今風な要素(?)は一切無く、90年代に出てもおかしくないサウンドです。正直こんな古典的なサウンドを18年結成の若いバンドがやるとは少々驚きです。まあ、私のような懐古厨なオッサンにはとっては大歓迎ですが!(笑)。

最大のポイントはやはりツインギターによる「クサい」と表現しても良いメロディでしょう。「ヒロイック」なのかちょっと分かりませんが、非常にキャッチーである事は間違いありません。疾走曲だろうがミドル曲だろうが、サビではシッカリとそういうメロディが用意されているのは素晴らしいですね。

一方で気になったのはボーカル。これは前作の時も指摘しましたが、もうちょっと腹から声を出して欲しい。SOILWORKのビョーン "スピード" ストリッドや、THOUSAND EYESのDOUGENのような迫力があれば、もっと高評価を得られると思います。あとは最初から最後まで曲調がまったく同じで、個人的には1~2曲くらいは趣向が違う曲があっても面白かったんじゃないかとも思いました。

お気に入りは「Fire Crew」。ラストを飾る大爆走曲。これはヒロイックだ!

順調にアルバムを重ねていってると思います。この方向性のまま、長く続けて行ってもらいたいです。