TERRA ATLANTICA4

TERRA ATLANTICA(テラ アトランティカ)
OCEANS / 2025年 / 90点

ドイツ出身のシンフォニックメタルバンド、4枚目のアルバムです。

2014年にトリスタン・ハーダー(Vo/Gt)によって結成されたシンフォニックメタルバンドです。同系列であるRHAPSODY OF FIREやTWILIGHT FORCEに比べると日本での知名度はまだまだですが、決して侮れないと私は思っています。

サウンドは大きくは変わらず、壮大さが特徴のシンフォニックメタルです。レパートリーは疾走曲からミドル、バラードまで幅広く揃えられており、この手のジャンルが好きな人ならどれか好きになれる曲はあるんじゃないかと思います。
演奏曲や技術力も更にレベルアップしており、トリスタンのボーカルもこのサウンドには非常にマッチしています。

そして肝心の楽曲ですが、結論から言うと過去最高の出来栄えだと思います。
いざ大海原へ! と言いたくなる「Back To The Sea」、「帆を上げろ!」というタイトル通りのメロディが素敵すぎる「Hoist The Sail」、このバンドにしてはかなり好戦的な「Turn Of The Tide」、IRON SAVIORのピート・シールクがゲスト参加している疾走曲「Through The Water And The Waves」、一聴すると地味だけどジワジワと来る「Raven In The Dark」、ラストを飾る10分超えの大作「Oceans Of Eternity」など、素晴らしい曲が目白押しです。
この中で1曲もピンと来ない人はシンフォニックメタルに向いてないと思います。

欠点は無し! いつもは無理やりにでも何か捻り出してるんですが、そういうのはちょっとイジワルかなと思い、今回はケチはつけない事にします(笑)。

お気に入りは「Hoist The Sail」。フォーキーでありながら壮大でもある、本作で一番好きな曲です。

私はシンフォニックメタルのトップクラスバンドとして認めても良いと思います。というか、もうそう思ってます。聴いた事無い人はぜひ!