BLOODBOUND11

BLOODBOUND(ブラッドバウンド)
FIELD OF SWORDS / 2025年 / 88点

スウェーデン出身のパワーメタルバンド、11枚目のアルバムです。

王道の欧州産エピックパワーメタルをやっているバンドです。前作から2年ぶりの新作で、このジャンルのバンドとしてはかなりのハイスピードです。調子良いんだね(笑)。

サウンドはまったく変わらず、既に書いた通りの王道のヨーロピアンパワーメタルです。特別な事は何一つしておらず、飛び抜けた技術があるわけでもありませんが、適度な疾走感、そして何よりツボを突いた抒情メロディの巧みさは見事以外の言葉が見つかりません。

トップバッターを担う疾走曲「Field of Swords」、彼ららしいフォーキーなメロディが良い「As Empires Fall」「The Code of Warriors」、勇壮でありながらポジティブさも感じられる「Land of the Brave」、本作中最も爆走する「Teutonic Knights」、これに胸躍らないヤツとは友達になれないと思った「Born to be King」などが好きです。
特に前半に良い曲が集まっており、前半だけでお腹いっぱいになる勢いです。

欠点は無し! 贅沢な注文を言わせてもらえば、全体的に似た感じの曲が多いので、前半後半に1曲ずつくらい変わり種があっても面白かったかもしれません。女性ボーカルを入れた曲とかデジタルサウンドを使ってみるとか。彼らならそれでも自分達のカラーにできると思うんですよね。

お気に入りは「Born to be King」。こんな曲を10番目に持ってくるなんて贅沢すぎる!

素晴らしい出来栄えです。ずっとこの調子でやっていってもらいたいです。