Phantom Excaliver1

Phantom Excaliver(ファントム エクスカリバー)
鋼鉄の誓い / 2015年 / 78点

日本出身のパワーメタル/メロディックデスメタルバンド、1枚目のアルバムです。

私が彼らを初めて知ったのは、確か2023年のヴァッケンオープンエアメタルバトルコンペティションで1位を獲得したというニュースを見たからだったと思います。ボーカルの見た目のインパクトが凄すぎてしばらくスルーしていたんですが(笑)、時が経ち、冷静になったので聴いてみる事にしました。

音楽性はパワーメタルとメロディックデスメタルをミックスさせた一風変わったスタイルです。ABメロはデスボイスでサビのみノーマルボイスで歌われます。デスボイスはKacchang氏、ノーマルボイスはMatsu氏と、別々の人が担当しています(Matsu氏はGtも兼任)。
他に特徴と言えば、イントロやアウトロ部分に魂の叫びのような「語り」が結構入っており、これが良くも悪くもコミカルさを強く演出しています。

さて、結論から言えば、結構楽しめました。
ボーカルはデスボイスもノーマルボイスもかなり癖があり、また↑にも書いた「語り」などで、少々ふざけた感じに聞こえるんですが、バックの楽器陣は上手だし、シッカリヘヴィメタルしてるし、聞き応えは十分にありました。特にMatsu氏(Gt)のテクニックは相当なレベルだなと素人の私でも思いました。疾走感も抜群だし、メロディも普通に格好良かったです。

気になった点は既に挙げていますが、ボーカルにかなり癖がある事。もっと腹からドッシリとした声を出してくれれば、様になるんじゃないかと思います。
あと、中盤の曲がちょっとパンチに欠けるかな。

お気に入りは「METAL HEART」。最も攻撃的な1曲。冒頭の「ヘヴィメタルを死語とは言わせねえ!」には胸が熱くなりました(笑)。

予想以上にシッカリと聴けました。次作がどうなっているのか、もう楽しみです。