
BE'LAKOR(ベラコール)
THE FRAIL TIDE / 2007年 / 78点
オーストラリア出身のメロディックデスメタルバンド、1枚目のアルバムです。
「面白いバンドいないかな~」と思いながらサブスクを見ていた時に偶然見つけたバンドです。調べてみると結構名のあるメロデスバンドである事を知り、こうしてシッカリと聴いてみる事にしました。
音楽性はキーボードをたっぷり使った非常にリリカルで抒情的なメロデスです。DARK TRANQUILLITYとINSOMNIUMの中間を行くような感じかな、と個人的には思いました。6曲しかないんですがトータルでは42分もあり、8分が2曲、7分が1曲、6分が2曲、5分が1曲と大作志向で、ゆっくり丁寧に暗澹たる幻想世界を描いています。
コマーシャルなサウンドが求められる昨今において、それをガン無視した「俺達はやりたい事をやるんだ!」的なスタンス、好きですね~。そして、それが決して独りよがりにならず、シッカリと楽しめるサウンドになっているのが素晴らしい。一度その沼に入り込んだら最後、なかなか抜け出せない中毒的な魅力があると感じました。
気になる点としては、まず何と言ってもドラムが軽い事。時に疾走パートはパタパタと非常に情けないサウンドになっており、迫力が足りないと強く感じました。
そしてもう一つが構成です。全体的に叙情的ではあるんですがサビが弱く、ぶっちゃけどこがサビなのか分かりませんでした。もう少し緩急をつけて、サビはサビでシッカリと盛り上げてほしかったです。
お気に入りは「A Natural Apostasy」。どれも素敵なメロディがありますが、特にこの曲が良かったです。
良いバンドを見つけました。これからも聴いていこうと思います。

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