WORDS OF FAREWELL1

WORDS OF FAREWELL(ワーズ オブ フェアウェル)
IMMERSION / 2012年 / 78点

ドイツ出身のメロディックデスメタルバンド、1枚目のアルバムです。

チャットGPTに「おススメのメロデスバンド教えて」と聴いてみた所、教えてくれたバンドです。昨今、画像生成なんかで色々言われてるAIですが、我ながら清く正しい使い方してると思います(笑)。

音楽性はDARK TRABQUILLITYに若干のINSOMNIUM要素を足したかのような、北欧メロデスです。味付け程度ですが、キーボードもシッカリといます。最大のポイントはプログレッシブと言っても良いほど凝りに凝った構成です。単純なスピード感はそれほどでもないんですが、ドラムの手数そのものは非常に多く、目まぐるしく場面が切り替わっていきます。

本作の評価はまさにその「プログレッシブな部分」だと思います。これを「展開を覚えるのが楽しい」と捉えるか「難しくてわけ分からん!」と捉えるかでかなり変わると思います。
私はと言うと、単純でストレートなのが好みなので、どちらかと言うと後者寄りかな……。でも、全然ダメかというと決してそんな事は無く、複雑な構成の中にもシッカリと叙情的メロディが組み込まれており、それを見つけるのが結構楽しかったです。

演奏技術は一切問題無し。問題無い所か、こんな難しい構成を一寸の狂いも無く演奏しきるのは、相当な実力者集団だと思います。好き嫌いはあると思いますが、1stアルバムでここまでハイクオリティな作品を作れるとは、おみそれしました(笑)。

お気に入りは「End of Transmission」。本作の中ではかなりストレートな1曲。広がりを感じるサビが素敵です。

私の好みど真ん中ではないですが、彼らが今後どんな作品を作っていくのか、非常に興味があります。次作も聴きます。