ELVENKING12

ELVENKING(エルヴェンキング)
READER OF THE RUNES - LUNA / 2025年 / 84点

イタリア出身のフォークメタルバンド、12枚目のアルバムです。
97年に結成されたベテランバンドです。私が最初期に知ったフォークメタルバンドの1つでもあります。

本作は前作「READER OF THE RUNES - RAPTURE」に続くコンセプトアルバムで、前々作「READER OF THE RUNES – DIVINATION」と合わせた三部作なんだそうです。ただ、私は物語などはよく分からず、ぶっちゃけその辺は気にしなくても問題無いと思います。

本作(というかこのバンド)の大きなポイントが「パワーメタルとフォークのバランスが良い事」です。最近のフォークメタルは民族楽器の出番が多く、ヘヴィメタル要素が弱いバンドも結構いますが、このバンドはフォーキーでありながら、ヘヴィさもシッカリと感じられるんですよね。私としてはコレくらいが一番ちょうど良いと感じます。
相変わらずダムナのボーカルは癖が強いですが、シッカリ歌えてはおり、これはもはや「個性」の領域だと思います。この声を聴けば間違いなくELVENKINGと分かるわけですから。

前作に比べると印象的なメロディが少し減ってしまったかなとは思いますが(特にラスト11分もある大曲「Reader of the Runes - Book II」がパッとしなかった)、フォークメタルバンドの中でもトップクラスのクオリティと安定感を誇っていると思います。

お気に入りは「On These Haunted Shores」。ダイナミックなサウンドが格好良い1曲。

海外でどれくらいの人気なのかは分かりませんが、コンスタントに12枚もアルバムを作れてるという事は、確固たる人気があるんだと思います。これからも安心して聴けるバンドなんじゃないでしょうか。