ANGUS MCSIX2

ANGUS MCSIX(アンガス マクシックス)
AND THE ALL-SEEING ASTRAL EYE / 2026年 / 85点

スイスやドイツなどの多国籍パワーメタルバンドの2枚目のアルバムです。

パワーメタルバンドGLORYHAMMERの元ボーカリスト、トーマス・ウィンクラーによるプロジェクトバンドです。が、そのトーマス自身が家族との時間を大事にしたいという理由で脱退。えー、アンタのバンドなんですけど? とは思いましたが、サム・ナイマンなる新ボーカルが加入し、こうして2ndアルバムが出ました。
ちなみに彼のステージネームは「アダム・マクシックス」だそうです。もうどうでもええわ(笑)。

サウンドは前作と変わらず、デジタルサウンドも大々的に使った豪華絢爛なパワーメタルです。純粋な疾走感はあまり無いんですが、サウンドは非常にダンサンブルなので遅いとは感じません。
肝心のボーカルですが、これがまた非常に実力のある人物で、ハッキリ言ってトーマスが抜けた事によるダメージはまったくありません。声質も似ており、よくこんな逸材を見つけてきたなと思います。

RHAPSODY OF FIREの面々が参加しているいかにもこのバンドらしい「I Am Adam McSix」、アカペラバンドVAN CANTOが参加している抒情的なサビが良い「Dig Down」、本作でも最もデジタル色が濃い「Techno Men」、イントロがファミコンみたいな「Ork Zero」、FREEDOM CALLが参加しているまんまな「The Power Of Metal」などが耳に残りました。

気になる点としてはヘヴィメタルらしい「生々しさ」が無い事。あまりにも作り込んでるが故のリアルさが無く、昔ながらのサウンドが好きな人には嫌われそうです。まあ、私はこういうのもアリだとは思いますが。

お気に入りは「Dig Down」。サビメロが最も良いと感じた1曲。

まさに「今風のパワーメタル」だと思います。これからはこういうメタルが主流になっていくんでしょう。