FOR MY PAIN2

FOR MY PAIN...(フォー マイ ペイン)
BURIED BLUE / 2026年 / 85点

フィンランド出身のゴシックメタルバンド、2枚目のアルバムです。

ETERNAL TEARS OF SORROWやNIGHTWISH、CHARONなどのメンバーらによって結成されたゴシックメタルバンドです。2003年に1stアルバムを出しましたが、その後解散。もう復活する事は無いだろうと思っていましたが、2023年にまさかの復活。本作は実に23年ぶりのアルバムになります。ただ、最も著名なメンバーであるツォーマス・ホロパイネン(NIGHTWISH)は不参加のようです……。

音楽性は2000年代中頃にHIMやTHE RASMUSなどを筆頭に流行したいわゆる「ゴシックロック」と呼ばれるスタイルで、雰囲気的には確かゴシックメタルなんですが、ノリの良い曲が多く、メロディもキャッチーで非常に聴きやすいのが特徴です。
ユハ・キルマネンの声は23年前に比べるとさすがに低くなりダミ声になっていますが、これはこれでこのサウンドには合っています。

肝心の楽曲の方はさすがのクオリティで、キーボードやピアノによる幻想的な雰囲気を強く出しながらも、BGMには決してならない胸を締め付ける抒情的な歌メロがシッカリとあり、聴き応えがあります。何気にギターはちゃんとヘヴィメタルしてます。

最大のお気に入りは「Windows Are Weeping」。フォーキーなメロディがたまらない至極の1曲。最もアップテンポな「Isle of Solitude」も甲乙つけがたいですね。他には「Child of the Fallen」なども気に入りました。

ツォーマスがいなくても、23年ぶりでも、魅力はまったく衰えていませんでした。ぜひ3rdアルバムも作ってください。