GRIMNER2

GRIMNER(グリムネル)
FROST MOT ELD / 2016年 / 88点

スウェーデン出身のフォークメタルバンド、2枚目のアルバムです。

神オーディンの別名が由来のフォークメタルバンドです。神秘的な名前とは裏腹に、中身はロン毛のおっさん集団ですが(汗)。

笛やフルートなどを大々的に使った、教科書的とも言えるほど分かりやすいフォークメタルサウンドは本作でも健在です。
前作に比べると、演奏がタイトになっており、洗練されたと感じました。それでいながらメロディの質は間違いなく上がっており、どの曲にもキャッチーなメロディがシッカリと用意されています。

結論から言えば、非常に満足感を味わえる良作でした。
↑に挙げた通り、音質・メロディセンスなど、あらゆる点がわずか2年の内に飛躍的にレベルアップしています。特にメロディの良さは特筆すべきポイントで、雰囲気で終わってしまう事も多いフォークメタルにおいて、ここまで「引っ掛かる」のは凄いです。

静かに始まり一気に盛り上がる「Res Er Mina Söner」、リズミカルなテンポと笛の音が癖になる「Eldhjärta」、フォーク要素とメタル要素のバランスが絶妙な「Enhärjarkväde」、疾走感が心地良い「Midgård Brinner」、バグパイプのメロディが胸を締め付ける「Vargarnas Tid」、本作中最速の「Etter och Flammor」などが気に入りました。って、ほとんどやん(汗)。

気になる点は無し。本作に対して重箱の隅を突くのはちょっと野暮だと思いました。

お気に入りは「Eldhjärta」。MVもあるので、まずは一度聴いてみてほしい良曲。

これを聴いてもピンと来ない人はフォークメタルに向いてないと思います。それくらい、良く出来た名盤です。