
GRIMNER(グリムネル)
VANADROTTNING / 2018年 / 80点
スウェーデン出身のフォークメタルバンド、3枚目のアルバムです。
フルート奏者を含む5人組バンドです。なお、フルート奏者はマンドリン、バグパイプなども兼任しています。また、他にキーボーディストもおり、このラインナップだけでいかにフォーク要素が強いかが分かります。
前作「FROST MOT ELD」が非常に出来が良かった為、本作にも大いに期待していました。
一聴してまず感じたのは更に洗練されたという事。更にぜい肉が削ぎ落され、(メンバーの見た目とは裏腹に)非常にスマートなサウンドになっています。また、全体的に陽気&アップテンポになっており、KORPIKLAANIに近づいていると思いました。
クオリティが上がっている事は間違いありません。聴きやすさという点で言えば、間違いなく過去最高だと思います。ただ、私個人の満足度で言えば、前作には及びませんでした。
理由は「ドッシリ感が減った事」「哀愁のメロディが減った事」の2点です。
「ドッシリ感が減った事」は↑にも書いてある通り、サウンドがスマートになった事に平たく言えば迫力が無くなったわけです。特にドラムの音が弱々しくなり、私は物足りなさを感じました。
そして一番は「哀愁のメロディが減った事」です。無いわけではないです。が、前作に比べると弱い。もっとズキュンと来るようなメロディが欲しかったな……。
お気に入りは「Freja vakar」。ラストを飾るナンバー。明らかにサウンドが違います。どうやらボーナストラックのようで、おそらくこの曲だけ少し前に録音されたんだと思います。これぐらいがいいんだって。
洗練されると面白みが無くなるというのは、よくあるパターンです。大事なのはここからどうなるかです。次作を待ちましょう。

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