
AGE OF ARTEMIS(エイジ オブ アルテミス)
OVERCOMING LIMITS / 2011年 / 83点
ブラジル出身のパワーメタルバンド、1枚目のアルバムです。
ANGRAのボーカル、エドゥ・ファラスキがプロデューサーを務めているバンドです(2011年はまだ在籍していた)。エドゥプロデュースのパワーメタル……と聞くと、何となく音楽性も分かる気がしますが、果たしてどうなのでしょうか?
うん、やっぱりというべきか、ANGRAから強い影響を受けたパワーメタルですね。適度なシンフォニックアレンジ、やたらとテクニカルなソロなどは確実に影響下です。
とは言え、ANGRAを標榜するだけの実力はあり、ハイトーンもキッチリをこなせるボーカル、複雑な展開も難なくやりきる演奏など、レベルは非常に高いです。楽曲も疾走曲からミドル、バラードまでバランスよく配分され、1枚目でこのレベルとは恐れ入ります。
ただ、私は特別ANGRAのファンというわけではなく、正直フォロワーかどうかもどうでもよかったりします(汗)。私にとって大事なのは琴線にビビッと触れるメロディがあるかどうかだけなんですが、これが予想以上に多くて少し驚きました。
いかにもな疾走曲「Echoes Within」、良い意味でANGRAらしさの無い「Mystery」「Truth in Your Eyes」、トリを飾る疾走ナンバー「Till the End」などがそれに当たり、特に「Mystery」は派手さはあまり無いですが、叙情的なメロディがジワジワ来る、末永く聴ける良曲だと思いました。
2曲あるバラードと9分ある大曲がイマイチパッとしないなど、全曲当たりとは言えませんが、総合的に見れば十分聴く価値のある作品だと思います。
ANGRAファンはもちろん、パワーメタル好きは手に取ってみてはいかがかしら?

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