
EVERGREY(エヴァグレイ)
A HEARTLESS PORTRAIT (THE ORPHEAN TESTAMENT) / 2022年 / 78点
スウェーデン出身のプログレッシブメタルバンド、13枚目のアルバムです。
1993年にメロデスの聖地として有名なスウェーデンのイエテボリにて結成されたバンドです。アルバムタイトルは「心なき肖像(オルフェウスの遺言)」となります。う~ん、アーティスティックやね(汗)。
音楽性は大きくは変わらず、ミドルテンポ主体のダークでメロウなパワーメタルです。「プログレッシブ」とは付いているものの、少なくとも私の耳にはそういう要素はほぼ感じられません。じゃあ何故付けてるかって? だってウィキペディアとかにそう書いてあるんだもん(汗)。
パッと聴くと疾走感も無いし、ドキャッチーなメロディがあるわけでもなく、地味に聞こえるかもしれません。しかし、トム・S・イングランドのソウルフルな歌唱に、ジックリ聴くとジワジワと効いてくる抒情的なメロディなど、時間をかければかけるほど味が滲み出てくる、いわゆる「スルメ盤」と言う音だと思います。
ただ、やっぱりもう少しバリエーションは欲しかったかな……。ラストのバラード「Wildfires」以外は最初から最後まで誇張無しに「まったく同じ」なので、後半になるといい加減飽きが来ます。スピーディな曲やポップな曲を入れてみるなど、曲毎のカラーを変えてほしかったです。彼らならやろうと思えば簡単にできそうな気がするだけに、余計にそう思います。
お気に入りは「Save Us」。トップを飾るナンバー。サビのコーラスが美しい。
自分達のスタイルを完全に確立していますが、もう少しだけ変えてほしい。そう思わずにはいられません。

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