XANDRIA6

XANDRIA(キサンドリア)
SACRIFICIUM / 2014年 / 85点

ドイツ出身のシンフォニックメタルバンド、6枚目のアルバムです。

VISIONS OF ATLANTISやAMBERIAN DAWNらと同じ、00年代前半に数多く出現した「NIGHTWISHフォロワー」の1つです。ほとんどのバンドは1~2枚出して消えてしまいましたが、こうして生き残っているという事は、彼らにはちゃんとした実力があったという事ですね。
なお、現地語読みだと「ザンドリア」が正しいらしいのですが、日本ではディスクユニオンやアマゾンで「キサンドリア」と表記される事が多い為、本ブログはそちらに倣う事にしました。

↑に挙げたバンドらに比べるとゴシックメタル的な要素が強いのがポイントで、どちらかと言えばEPICAに近い音楽性と言えます。10分を超える「Sacrificium」や「The Undiscovered Land」「Betrayer」などはゴシック要素強めですが、一方で「Nightfall」や「Dreamkeeper」「Little Red Relish」などキャッチーなメロディの曲もかなりあり、アルバム全体で見れば間違いなくゴシックメタルではなくシンフォニックメタルに属すると思います。

私は正直「雰囲気重視の作品でキャッチーさは薄いだろう」と思っていたんですが、予想以上に耳に残るキャッチーなメロディがあり、驚きました。ディアン・ヴァン・ジースバーゲン(Vo)の歌い方が非常にオペラチックで少々ハードルは高いですが、歌モノ作品としても十分に聴けると思います。

気になる点は特に無し。個人的には徹底的にキャッチー方面に振り切った曲も欲しかったけど、このバンドにそれを求めるのは少々酷な気もします。

お気に入りは「Little Red Relish」。疾走感もある、キャッチーな1曲。

女性ボーカルの荘厳なシンフォニックメタルが聴きたい人はぜひ。