
Bloody Cumshot(ブラッディ カムショット)
Libidinosis / 2026年 / 82点
日本出身のメロディックデスメタルバンド、3枚目のアルバムです。
メロデスバンドZEMETHのリーダー(と言っても彼一人ですが)であるJUNYA氏による姉妹プロジェクトバンドです。個人的にはZEMETHと分ける必要があるのか? と思うんですが、きっと何か事情があるんでしょう(汗)。
さて、本作を一聴してまず思った事は「地味になったな~」という事でした。
以前は最初から最後まで爆走しながらバイオリンなども使ってクドいほどにクサメロをぶっ放していましたが、本作は疾走感やクサメロの密度がそれほどギュウギュウではないように感じました(あくまで過去作などに比べてであり、他のバンドと比べると十分特濃です)。
ただ、私個人としてはこれくらいがちょうど良いんですよね。冷ややっこと枝豆とキムチの後に揚げ物が来るぐらいがちょうど良いわけです。ひたすら揚げ物だと胃もたれしちゃうわけです。
とは言え、爆発する所ではシッカリと爆発してくれるのが彼の素晴らしい所。
疾走感は無いですが、ギターが格好良い「Venus Buried in the Soil」、珍しくヘヴィなリフが聞ける「Devastating Bukkake(ぶっかけ?)」、いかにも彼らしいメロディがいっぱいの「Cadaverous Bloom」、アコギが切ない「Eternal Silence of Autumn」、出だしがブラックメタルっぽい「Immortalis」などが気に入りました。
気になった点は特になし。私としてはもう少しボーカルを逞しくしてほしいと思っているんですが、デビューした時から変わってないし、今更言うのもアレかなと思います。
お気に入りは「Venus Buried in the Soil」。これくらいの速さでいいんだよ、俺は。
クサメロいっぱいのメロデスが好きならやっぱり本作もマストだと思います。

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