MOONLIGHT HAZE2

MOONLIGHT HAZE(ムーンライト ヘイズ)
LUNARIS / 2020年 / 80点

イタリア出身のシンフォニックメタルバンド、2枚目のアルバムです。

TEMPERANCE、ELVENKING、OVERTURES、TEODASIAなどのメンバーによって2018年に結成されたバンドです。幻想的なジャケット、そして「LUNARIS」というタイトル。もうこれだけでワクワクが止まりません。

サウンドは前作と変わらず、RHAPSODY OF FIREほど濃くはない、スマートなシンフォニックメタルです。パワーメタルと言っても間違いではないと思います。このバンド最大のポイントであるキアラ・トリカリコ氏(Vo)も健在で、可憐な声からがなり声、更にはデスボイスまで披露しています。器用な人やね(汗)。

さて、私は前作を「気になるメロディが少ない」という理由であまり高評価にはしませんでしたが、本作は気になるメロディがかなり増えていると感じました。
トップを飾る「Till The End」、イタリアのバンドなのに和の雰囲気を感じる「The Rabbit Of The Moon」、正統派バラード「Under Your Spell」、本作中最速を誇る「Without You」などが特に記憶に残りました。
素晴らしい成長だと思います。

ただ、今一歩な曲も相変わらず多く、デスボイスとブラストが余計だと感じた「The Dangerous Art Of Overthinking」、7分30分もあるのに盛り上がりに欠ける「Nameless City」などは要改善だと思いました。全体に曲が長くなるほど微妙になっていくような気がします。
あと、この音楽性にデスボイスは絶対に要らないですね。

お気に入りは「Without You」。何だかんだ言って、結局早い曲だとテンション上がっちゃう僕なんです(汗)。

まだまだ名盤とは言い難いですが、確実にレベルアップしていると思います。次作にも期待です。