VIOLET ETERNAL2

VIOLET ETERNAL(ヴァイオレット エターナル)
Azure Stardust / 2026年 / 80点

日本出身のパワーメタルバンド、2枚目のアルバムです。

MAJUSTICEのジエン・タカハシ(Gt)とDERDIANのイヴァン・ジャンニーニ(Vo)による2人組バンドです。国籍の違うメンバーがいるなんて今更珍しくも何ともないですが、日本のバンドに外国人というのは(なくはないですが)ちょっと珍しいかもしれません。イヴァンはずっと日本にいるんだろうか…?

音楽性は前作と変わらず、クサメロたっぷりのパワーメタルです。ただ、むやみに爆走して「はい終わり!」というほど単純な作品ではありません。
王道のメロスピナンバー「Azure Explosion」「Arianne」、アップテンポでキャッチーな「Into the Deep Blue」、メロディックメタル調な「I Can Hear Your Heart」、デジタルなリズムが特徴的な「Weekend」、哀愁漂うメロディが良いバラード「Mars」などなど、こうして改めて書き連ねてみると、結構バラエティがある事に気が付きます。
とは言え、耳に残るクサいメロディはどの曲にもシッカリあり、ここを決して外さない辺りがいかにも彼ららしくて素晴らしいと思います。

私は楽器のテクニックについては詳しくは分かりませんが、ジエン氏のギター、イヴァンのボーカル、共に安定しており、安心して聴けるのもポイント高いです。

特に気になった点はありませんが、個人的にはもっとクサくても良かったかな……。通して聞いてみると意外とあっさり目のメロディも多く、これはこれで聴き疲れはしないものの、もっとこってり目でも良かったかもしれません。

お気に入りは「Mars」。こういうメロディはメタルバンドしかやらないよなって思います。

大きく進化しているか? と聞かれたらNOだと思いますが、かと言って退化もしていません。つまり、最初からあるべき位置にいるという感じですかね。
この調子で頑張ってもらいたいです。