GLORYHAMMER5

GLORYHAMMER(グローリーハンマー)
SPACE 1993: WRATH OF KOR-VIRLIATH / 2026年 / 85点

スコットランド出身のパワーメタルバンド、5枚目のアルバムです。

コスプレチックなビジュアルと、ドキャッチーなサウンドが特徴のパワーメタルバンドです。ALESTORMではVoも務めているクリストファー・ボウズ(Key)がリーダーを務めています。

そんなバンドの3年ぶりの作品となります。
「前にもこんなタイトルのアルバムなかったっけ?」と思った人は多いはず。本作は2nd「SPACE 1992: RISE OF THE CHAOS WIZARDS」の続編となっているようです。まあ、私は物語は全然見てないので、どうでも良かったりしますが(汗)。

サウンドはこれまでと大きく変わらず、Keyをたっぷり使ったスペーシーなパワーメタルです。大爆走曲こそありませんが、ほとんどの曲がアップテンポで、そこにキャッチーなメロディが乗る事で、とにかく聞き心地が良いんです。
前作からトーマス・ウィンクラーに代わってVoを担当しているアンガス・マクファイフことソゾズ・ミカエルの声もこのサウンドにとてもマッチしています。コーラスの使い方が良いんですよね。
音質もA級だし、パワーメタル好きならばほとんどの人が気に入るんじゃないかと思います。

一方で、「ロックバンド」としての生々しさは皆無で、ちょっと物足りなさを感じる人もいるかもしれません。B級サウンドよりかはよっぽどいいと思いますが、もうちょっと「人間が演奏してる感」があっても良かったかもと思います。MANOWARの面々が聞いたら「こんなの認めねえ!」と怒るかも(汗)。

お気に入りは「Warriors of Auchtermuchty」。直訳すると「オークターマクティの戦士たち」。「オークターマクティ」とは本作に出てくる架空の地名なんだとか。それはともかく(汗)、壮大なサビが格好良いです。「On a Quest for Aberdeen」も捨てがたいですな!

安心安定の1枚です。やっぱりクリストファーのセンスは好きだな~。