
BLOODRED HOURGLASS(ブラッドレッド アワーグラス)
WHERE THE OCEANS BURN / 2015年 / 84点
フィンランド出身のメロディックデスメタルバンド、2枚目のアルバムです。
王道の北欧系メロデスをやっているバンドです。日本ではほとんど無名ですが、その実力は本物だと思います。
サウンドは前作と変わらず、NIGHTRAGE辺りに通じる、ギターメインのオーソドックスなメロディックデスメタルです。キーボードはほぼ無し。スピード感はそこそこと言った感じです。
全体的にかなりヘヴィな感触で、噛み付くような凶悪なデスボイス、時にヘヴィに時にピロピロと弾きまくられるギターがとても印象的です。また、10分越えが2曲、8分越えが1曲という、メロデスとしてはかなり挑戦的な構成もポイントだと思います。
前作から大きく進歩した点があります。それがメロディです。一聴しただけで「おっ? これは!」と思うようなメロディがかなり増えているんです。
MVもある本作中最も抒情メロディが強い「Valkyrie」、サビのギターが格好良い「Where the Sinners Crawl」、泣きのギターが素敵な「Oceans on Fire」、様々な展開で10分間飽きさせずに聞ける「Memento Mori」などが特に印象的でした。
気になった点は特になし。強いて注文を言わせてもらえば、物悲しいバラードとかがあっても面白かったかもしれません。彼らなら作れそうな気がするんですよね。
お気に入りは「Valkyrie」。MVもあるので、ぜひ聞いてもらいたい。
もっともっと知名度上がっても良いんじゃないかと思います。北欧系メロデス好きなら聞くべき1枚。

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