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DISPATCHED
WARFARE / 2022年 / 80点

スウェーデン出身のメロディックデスメタルバンドの実に19年ぶり、3枚目のアルバムです。

このバンド、2枚目「Terrorizer: The Last Chapter...」がクサメロマニアの間で話題となり、リマスターされて国内盤まで発売されるほどでした(私ももちろん買いました!)。が、その後は音沙汰が無くなり、私ももう復活する事は無いだろうと思っていました。が、彼らは生きていたのです。そして、このアルバムを出してくれたのです! いやぁ、嬉しいじゃないですか! まあ、ウィキペディアはおろかディスクユニオンにすら一切この新譜の情報が載ってないんだけどね。注目度0だな……。

音楽性はVoを始め、全体的にパワフルというかマッチョにはなっているものの、十分に「クサい」と言えるメロデスです。そう、ほとんど変わっていないのです。令和の今、貴重なタイプと言えると思います。特に印象的で特徴的なギターメロディは間違いなく彼らであると感じられ、嬉しくて涙が出そうになりました(やや誇張)。

ただ、傑作の呼び声高い2ndアルバムに比べるとやはり物足りなさが残ります。
まず何と言っても疾走感が大幅に減退している。全体的にアップテンポではあるものの、「疾走」はほとんどしていません。また、クサメロも2ndと聴き比べるとかなり抑え目で、キーボードの出番がほとんど無くなっているのも結構大きな痛手だと思います。

お気に入りは「Reunion」。まさに復活を宣言するに相応しいタイトルだと思います。勢いもあり、クサメロも満載です。

ぜひともこのまま定期的に新作をリリースしてほしいんですが……どうなんだろう? もしかしてまた20年後だったり?