
H.E.A.T(ヒート)
INTO THE GREAT UNKNOWN / 2017年 / 80点
スウェーデン出身のハードロックバンド、5枚目のアルバム。
これまでと大きく変わらない、メロディアスでダイナミックなハードロックです。
彼らがやっている音楽は、基本的には1980年代にBON JOVIやDEF LEPPARDによって人気だった「アリーナでみんなして歌う、キャッチーで迫力あるロックンロール」ですが、決して当時の懐古厨にはならず、現代的なニュアンス・アレンジを取り入れ、今聞いても十分クールだと思えるロックに仕上がっています。その能力の高さこそが彼らの凄さだと思いますね。まあ、メンバー全員、リアルタイムで80年代を体験してないからかもしれませんが、でもだからこそ出来たモノだとも思います。
と、全然文句はない出来栄えなんですが、個人的な「趣向」から言わせてもらうと前作・前々作に比べてガツン!と来る曲は少な目だったかなと思います。個人的にはもう少し哀愁のあるナンバーが欲しかった所です。ダイナミック優先の曲ってどうしても哀愁が減少する傾向にありますからね。
お気に入りは「Best of the Broken」。目立つ1曲というわけではないんですが、哀愁漂うメロディがとても気に入りました。
色々言いましたが、超良質のロックアルバムという事は変わらないと思います。ハードロックアルバムを求めている人はぜひどうぞ。

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