ORDEN OGAN RAVENHEAD

ORDEN OGAN(オルデン・オーガン)
RAVENHEAD / 2015年 / 83点

ドイツ出身のパワーメタルバンド、4枚目のアルバム。

これまでと大きく変わらない、BLIND GURDIANの影響下にある男臭いパワーメタル道をひた走っています。前作のレビューでも書きましたが、今のBLIND GURDIANほどプログレッシブでないのが良いですね。

さて、方向性・演奏レベルなどは前作と同じで、既に完成済みと言えます。故にこのアルバムの評価は「良い曲があるか否か」の1点に集約されると思います。
結果から言うと「前作に比べるとちょっと落ちる」というのが私の意見です。どの曲もA級と呼べる出来栄えですが、前作の方が勢いがあり、バラエティも豊か、更にメロディも抒情的なモノ(要はクサいモノ)が多かったように感じました。本作はシンフォニック度が上がった影響もあるのか、ちょっと画一的というか、メリハリに欠けるかな。

また、前作のレビューでも書いた「ボーカルに華が無い」という点も変わっておらず、更にクワイアに埋もれてしまっており、個人的にはもう少し個性を出してほしいと思いました。

お気に入りは「Here at the End of the World」。GRAVE DIGGERのクリス・ボルテンダール(Vo)をゲストに迎えた1曲。これくらいクサい方が自分はやっぱり好きだな~。

ちょっと文句多めになってしまいましたが、客観的に見れば(聞けば)素晴らしいパワーメタル作品だと思います。ぜひ、このまま進んでいってほしいですね。