
KAMELOT(キャメロット)
THE SHADOW THEORY / 2018年 / 83点
アメリカ出身のメロディックパワーメタルバンド、12枚目のアルバムです。
アメリカ出身とは思えないほどエキゾチックでドラマチックなパワーメタルサウンドを聴かせるバンドです。スピード感はあまり無いんですが重厚感はたっぷりあり、「速ければいいってもんじゃない」って事を私に教えてくれたのは彼らでした。
さて、本作ですが、特に大きな変化は無いですね。ダークでドラマチックな100%KAMELOT節と言えるメロパワが展開されています。本作が3作目になるトミー・カレヴィック(Vo)も堂に入った歌声を披露しており、もはや「ロイだったら…」なんて言う必要も無いでしょう。
若干(どころじゃなく)マンネリ化の傾向はある思いますが、作る側も聴く側も完全に“分かっている事”なので、今更そこをツッコむのは野暮というもの。それにこの注文は超がつくほど贅沢なモノであり、客観的に見ても(聞いても)ここまで完成度の高いドラマチックメタル作品を毎回作り出せるバンドは早々いないと思います。まあ、個人的にはもうちょっと「クサい」方が嬉しいんですけどね(汗)。
お気に入りは「Vespertine (My Crimson Bride)」。彼らにしては珍しい疾走曲。疾走曲でも彼ららしい優美さがあるのが良いですね。
既に完全に世界観も音楽スタイルも確立されており、ハマれば間違いなく安心して聴ける作品だと思います。ドラマチックなヘヴィメタルが聴きたい人はまず彼らから聴きましょう。

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