
BEAST IN BLACK(ビースト イン ブラック)
DARK CONNECTION / 2021年 / 88点
フィンランド出身のメロディックパワーメタルバンド、3枚目のアルバムです。
BATTLE BEASTをクビにされた(と本人は言っている)ギタリスト、アントン・カバネンによって立ち上げられたバンドです。音楽性はこれまでと大きく変わる事無く、ポップと形容しても良いほどキャッチーなメロディ満載のメロディックメタルです。BATTLE BEASTの方が音が洗練されメジャー感がありますが、コッチはコッチでダンサンブルなサウンドが魅力的であり、どっちがどっちとは言えないレベルだと思います。好みの問題ですね。
さて、本作も非常に充実していますね。
彼ら流のヘヴィメタルと言える「Blade Runner」「Highway To Mars」、純度100%のBEAST IN BLACKナンバー「Bella Donna」、メタル楽器が無ければポップソングとして成立しそうな「One Night In Tokyo」「Moonlight Rendezvous」、珍しく爆走する「Revengeance Machine」など、最初から最後までアンコが詰まりまくったアルバムでした。
なお、本作にはMANOWARの「Battle Hymn」、MICHAEL JACKSONの「They Don't Care About Us」というカバーが2曲収録されています。どちらも彼ら流のアレンジがされていて面白かったですね。
欠点としては全体的にシンセ・サウンドとダンサンブルなリズムに溢れており、生粋のヘヴィメタル好きからすると「チャラく」聴こえる可能性がある事。でも、それはもうしょうがないと思いますね。だってその通りですから。
お気に入りは「Bella Donna」と「One Night In Tokyo」。前者はメロディックメタルナンバーとして、後者はポップソングナンバーとして最高レベルの1曲だと思います。
3枚目にして既にスタイルは完全に確立されており、今後も心躍るメロディ満載の作品を作ってくれるんだろうと確信させてくれます。だから、これからも聴き続けたいと思います。

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