
KILLSWITCH ENGAGE(キルスイッチ エンゲイジ)
ATONEMENT / 2019年 / 86点
アメリカ出身のメタルコアバンド、8枚目のアルバムです。バンド名は「KSE」と略される事があります。
「メタルコア」と呼ばれるジャンルの草分け的存在で、私が初めて聞いたメタルコアナンバーも彼らの「Rose of Sharyn」(3rd「THE END OF HEARTACHE」収録)でした。時が流れ、流行なども変わりつつありますが、彼らは頑なに王道のメタルコア道を走り続けています。
さて、そんな彼らの8枚目ですが、特に大きな変化は無いですね。
Aメロ、Bメロではガリガリと骨が削られるかのようなヘヴィさで突き進みながらも、サビではノーマルボイスも使いメロディアスに歌い上げるスタイルは嬉しいほど不変です。また、激しさの中にもキャッチーなギターリフやギターソロなどがシッカリと盛り込まれている所が彼らの良い所で、自分がメタルコアを許容できたのは“メロディ寄り”の彼らを最初に聞いたからだと改めて思いました。
一撃必殺の曲こそ見つかりませんでしたが、全体的にスピーディーでノレる曲が多く、メタルコアの教科書のような作品だと思います。メタルコア童貞/処女を卒業するには最適な1枚だと思いますね。
お気に入りは「The Signal Fire」。以前在籍していたボーカル、ハワード・ジョーンズも参加している100%KSE印の曲です。本作中、最もメロディアスな「I Can't Be the Only One」も大好きです。
「メタルコアとはこうあるべきなのだ!」と声高らかに宣言しているかのように超王道のメタルコア道を(今も)突き進んでいるのは、本当に素晴らしい事だと思います。これからもずっとこの路線でお願いします。

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