
OPERA MAGNA(オペラ マグナ)
Poe / 2010年 / 81点
スペイン出身のパワーメタルバンド、2枚目のアルバムです。
90年代後半~00年代初頭には多くいたものの、ブーム(があったのかは分かりませんが)の沈静と共に消えていった「クサメロ」を今に受け継ぐバンドです。英語ではなくスペイン語で歌われており、タイトルもスペイン語です。なので何言ってるのかさっぱり分かりませんが、クサメロの前に言語の壁など無いので気にする必要はありません(笑)。
一聴して思ったのは格段にレベルアップを遂げている事です。ボーカルを始め全ての楽器陣、そして音質がたくましく成長しており、非常に聴きやすくなっています。ただ、肝心のクサメロは、確かにクサいはクサいんですが、どうも一線を超えられていないように感じられました。
イントロに続く「El Pozo Y El Péndulo」は凄く良かった。これは名曲だと思います。次の「Un Sueño En Un Sueño」もなかなかに悪くない。が、「La Máscara De La Muerte Roja」からちょっと煮え切らないメロディが増えていき、「El Entierro Prematuro」以降は全て、正直パッとしないと思いました。楽器陣は良いんです。疾走感もある。ただ、肝心の歌メロがイケそうでイケない。何でそこでそんなメロディなの!? 半音上げてくれよ! と言いたくなる出来なんですよね……。
世間での評価は凄く高く、DARK MOORやHEAVENLYの名を出すレビューもありますが、正直この2バンドにはまだまだ及んでいないと感じました。ただ、あとはセンスの問題だけだと思うので、いずれは超名盤を生み出してくれるかもとも思います。
お気に入りは既に書いた通り「El Pozo Y El Péndulo」。これは燦然と輝く名曲だと思います。
なんか、このアルバムを楽しめない自分が悔しいです。

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