
BLACK MESSIAH(ブラック メサイア)
FIRST WAR OF THE WORLD / 2009年 / 85点
ドイツ出身のフォーク/ヴァイキングメタルバンド、4枚目のアルバムです。
音質や演奏は間違いなくB級ながら、鼻がもげそうなクッサクサのメロディをぶちまけながら疾走する音楽性で一部のマニアから多大なる人気を得ているバンドです。
私は、2~3枚目は持っていてよく聴いていたんですが、いかんせんドマイナーなバンドなので、4枚目以降がなかなか手に入りませんでした。が、今はサブスクという非常に便利なサービスができたお陰で、こうして簡単に聴く事ができるように。本当に良い世の中になったもんです(笑)。
音楽性は、シンフォニックなアレンジをふんだんに盛り込んだフォーク/ヴァイキングメタルです。演奏も音質も決して良質とは言えないものの、それを補って余りあるクサすぎるメロディが非常に美味しく、メロディ派は間違いなく満足するであろう出来栄えとなっています。疾走感も抜群で、64分間があっという間に過ぎていきます。
ボーカルも全然きつくなく、更に時々ノーマルボイスも出てくるので、普段デスメタルを聞かない人でも拒否反応は起こさないと思います。
欠点としてはコンセプトアルバムだからなのか、1~2分の小曲が結構ある事(3曲)。ストーリーを気にしない人からすると、テンポを削がれてしまうんじゃないかと思います。また、どの曲も非常にメロディアスなのは良いんですが、いかんせん似たり寄ったりな曲が多い。もっと曲ごとのカラーをハッキリと出した方がアルバム全体にメリハリがついて良くなるんじゃないかと思います。まあ、そんな器用な事は出来なさそうですけど(汗)。
お気に入りは「Vor Den Toren Valhalls」。疾走するサビ部分がドラマチックすぎる!
演奏や音質レベルが上がればもっと注目される存在になれると思います。

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