
AMARANTHE(アマランス)
HELIX / 2018年 / 70点
スウェーデン出身のエレクトロニックメタルバンド、5枚目のアルバムです。
モダンなパワーメタルに、エレクトロニックなアレンジを加えた音楽性のバンドです。発起人はパワーメタルバンドDRAGONLANDのギタリストで、本バンドでもギターを担当しているオロフ・モルク。ウィキペディアでは「メタルコア」なんて書かれていますが、個人的にはデジタル色が強いもののあくまでパワーメタルバンドなんじゃないかと考えています。まあ、本人たちがどう言っているのかは知りませんが。
さて、デビュー作を聴いた時は「こういうメタルの形もあるのか!」と素直に驚いた記憶があります。あれから約7年。DYNAZTYのように似た音楽性のバンドも現れ、既に「メタルの1ジャンルの姿」として認知されつつあるのかなと思います。
そんな彼らの5枚目のアルバムですが、冒頭にも書いた「モダンなパワーメタルに、ピコピコとしたデジタルアレンジが施されたダンサンブルなエレクトロニックメタル」というスタイルはいささかも変わっていません。男女ノーマルボイス+デスボイスというトリプルボイススタイルも不変です。
ただ、アルバムを重ねる毎にモダン化が進んでいて、確実に減っていく疾走感・ギターソロ・哀愁のメロディなど、ハッキリ言って私の望んでいる方向とは違う方向に進んでいっています。この傾向はIN FRAMESに似ていると言えるかもしれません。本作もその傾向まっしぐらで、「これじゃないんだよな」感が半端無いです。せめてスピード感があれば少しは違うと思うんですが、本作に収録されている曲は見事にサビで減速……。「Hunger」や「Call Out My Name」みたいなメロディアスでイキの良い曲はもう生まれないのかな……。
お気に入りは「Dream」。唯一サビメロが「悪くない」と感じた曲。これでもかなり譲歩してます(汗)。
個人的にはデビュー作が一番良いと思っています。もうあの頃には戻らないのかな……。

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