REVENGE

WARKINGS(ウォーキングス)
REVENGE / 2020年 / 77点

出身不明のパワーメタルバンド、2枚目のアルバムです。

出身地はおろか、各メンバーの素性も公開されていない、謎のエピックメタルバンドです。一応設定ではギリシャ出身との事ですが、本当は違うみたいです。また、ボーカルはSERENITYのゲオルグ・ノイハウザーである事も分かっています。まあ、声が特徴的なんで聞けば誰でも分かりますが。

さて、前作ではハイレベルなエピックパワーメタルを聴かせてくれましたが、本作も路線的にはまったく同じであり、非常にパワフルながらもゲオルグの優しい声のお陰で万人が楽しめる聴きやすいパワーメタルです。演奏レベルも高く、11曲で44分というランニングタイムも絶妙だと思います。

ただ、残念ながら私はあまり満足感を得る事ができませんでした。
疾走感が落ちた事は正直問題無いと思います。スピードが落ちてもメロディが良ければ十分満足できますから。そう、本作はメロディがイマイチなんですよね。「何でそこでそう来ちゃうかな……」と思ってしまうような展開が極めて多く、歯痒く感じました。
世間的に評価の高い「Warriors」や「Mirror, Mirror」も個人的には「えっ? こんなもん?」と思ってしまいました。

お気に入りは「Odin's Sons」。女性によるデスボーカルが入ったナンバー。物凄い劇メロというわけではないですが、耳に残りました(MVもあるしね)。

前作からわずか一年という短いインターバルでの発売となりましたが、もうちょっと時間をかけてメロディを練っても良かったんじゃないかなと思った作品です。