
MANIGANCE(マニガンス)
LE BAL DES OMBRES / 2022年 / 70点
フランス出身のパワーメタルバンド、7枚目のアルバムです。
長い間ボーカルを務めていたディジエ・デルソーが脱退。新しいボーカルとして女性カリーヌ・ピントを迎えています。もちろん、彼女もフランス語で歌っています。ちなみに本作は歌詞からアルバムタイトルまで全てフランス語と徹底されています。なので、何と書いてあるのかさっぱり分かりません(汗)。まあ、気にしないですけど。
基本スタイルは変わっていませんが、このボーカルの交代はかなり大きなポイントだと思います。フランス語という私にとっては聞き慣れない言語というだけでも特徴的だったボーカルが、パワフルな女性ボーカルに代わった事で、ハッキリ言って別バンドになったくらいに感じます。これだけでも凄く新鮮で良かったと思います。
ただ、肝心要の曲がイマイチだったのが残念。
前作に比べて非常にパワフルになっており、パッと聴き非常に格好良いんですが、よくよく聴くと前作は控え目だったプログレッシブ要素が再び増大。特にドラムのリズムがかなりひねくれており、非常にノリにくいです。
そして、最も重要な歌メロが中途半端なんですよね。これで耳に残りやすいキャッチーなボーカルラインだったなら間違いなく80点台付けても良かったんですけど……。
お気に入りは「Envers et contre tout」。最も疾走感のある1曲。まあ、勢いで誤魔化してる感もありますが。
ボーカル交代は良し、曲はダメ、なアルバムです。次は良い曲をお願いします。

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