THUNDER & STEELE

STORMWARRIOR(ストーム ウォリアー)
THUNDER & STEELE / 2014年 / 84点

ドイツ出身のパワーメタルバンド、5枚目のアルバムです。

HELLOWEENやGAMMA RAYと同じドイツのハンブルグ出身のバンドです。音楽性はこれまでと同じく、暑苦しくエピカルなパワーメタルです。どちらかと言うとHELLOWEENではなくGAMMA RAYに近い感じですね。

イノシシのごとき猪突猛進感、ラーズ・ラムケによる非常に癖のあるボーカル、ツインギターによるクサいと言っても差し支えないメロディなど、どこを切っても彼ららしさ100%の内容です。退化もしてない代わりに進化も一切しておらず、「これまで通り」以外の評価ができない作品です。
なので、これまでの作品が好きな人なら本作も安定して楽しめると思います。一方で、「このボーカルはどうも…」と気になる点がある人は本作でも間違いなく引っかかるので、そこは注意してもらいたいです。

私はこれまで通り楽しませてもらいました。特に#2「Metal Avenger」から#6「Fyres in the Nighte」までの5曲が特に好きで、思わず歌いたくなる歌メロ、印象的なギターリフが耳から離れません。ラーズ・ラムケのボーカルが気にならないわけではないですが、ずっと聴いてる内に旨味と感じるようになりました(笑)。

お気に入りは「Ironborn」。疾走感、メロディ共に至極の1曲です。

メタル好きの中には「変わる事」に否定的な人がいます。それはおそらく彼らのように「変わらない人」がいる(そしてそれが支持を受けている)からなんだと思います。