VENOM

BULLET FOR MY VALENTINE(ブレット フォー マイ ヴァレンタイン)
VENOM / 2015年 / 80点

イギリス出身のメタルコアバンド、5枚目のアルバムです。

かつてはTRIVIUMと共に「新世代のヘヴィメタル」として、高い注目を浴びていたバンドです。私の肌感覚で言うと2nd「SCREAM AIM FIRE」でトップにまで上り詰めたものの、それ以降勢いが落ちて注目されなくなってしまった感があります。実際、私も4th「TEMPER TEMPER」までは追いかけていたものの、その後は関心が無くなってしまい、今回かなり久々だったりします(汗)。

音楽性はこれまで同様、メタルコア的なリフでぶっ飛ばし、そこにデスボイスとエモいノーマルボーカルが乗っかるパターンです。特筆すべき点としては前作「TEMPER TEMPER」に比べて攻撃性がかなり戻ってきている点が挙げられます。特にイントロの次に来る「No Way Out」と続く「Army of Noise」は勢いもあり、格好良いと感じました。

が、良いと感じたのは正直ここまで。それ以降(#3以降)は前作同様攻撃性もスピード感も落ちて、かと言って歌メロがキャッチーかと言われるそうでもない、要はパッとしない曲が並ぶ結果に……。
エモいボーカルはこのバンドの個性として認めても良いですが、やはりリフやメロディが退屈なのはいただけません。この辺りは根本的に見直した方が良いと思います。

お気に入りは「No Way Out」。これを聴いた時は「復活した!」と嬉しかったのに……。

TRIVIUMに水をあけられるのも頷ける内容です。次はどう来るのか、怖いですね……。