League of the Serpent

SAINT DEAMON(セイント ディーモン)
LEAGUE OF THE SERPENT / 2023年 / 84点

スウェーデン出身のパワーメタルバンド、4枚目のアルバムです。

パワーメタルバンドDIONYSUS(ディオニソス)のロニー・ミリアノヴィック(Dr)を中心に結成されたバンドです。ただ、2011年にそのロニーが脱退、以後活動停止状態になってしまいましたが、新しいドラマーを迎えて2019年に「GHOST」を発表し、見事復活。本作は4年ぶりの作品となります。

そんな本作ですが、方向性はまったく変わらず、派手さは無いものの質実剛健なパワーメタルをやっています。
ヤン・トーレ・グレフスタッドの張りのある歌声、パワフルかつ安定した楽器陣の演奏、とサウンドは文句無し。楽曲はエピカルな要素のある典型的な欧州産パワーメタルで、爆走する曲こそ2曲しかありませんが、適度な疾走感があり、聴いててとても心地良い。まさに「パワーメタルのお手本」と言っても良いサウンドだと思います。

これで耳に残るキャッチーなメロディがあればな~!
スタイルも方向性も私の好みど真ん中ながら、サビメロがちょっと弱い事が本作最大の欠点。「あと一歩なのに!」と言いたくなる非常に曲が多く、もどかしさを感じました。ここが改善されれば十分90点台も狙えると思えるだけに本当に残念です。

お気に入りは「The Final Fight」。胸をグッと締め付けるメロディに悶絶できます。この曲だけは他の曲を大きく引き離す名曲だと思います。

方向性・サウンドには一切注文はありません。あとは耳を惹くメロディだけです!