BURDEN OF GRIEF5

BURDEN OF GRIEF(バーデン オブ グリーフ)
FOLLOW THE FLAMES / 2010年 / 83点

ドイツ出身のメロディックデスメタルバンド、5枚目のアルバムです。

1994年に結成されたという、このジャンルとしてはかなりの古株に入るバンドです。ただ、私が聴いたのは本作が初となります。

音楽性は初期IN FLAMES直系の二本のギターで抒情的なメロディを奏でながら疾走する王道のメロディックデスメタルです。キーボードによるキラキラとした装飾は一切無し。ボーカルは泣き叫ぶようなタイプ。良くも悪くも「古典的」なスタイルと言えます。

ただ、IN FLAMESほどのメジャー感はさすがに無く、荒々しいサウンドや悲痛なデスボイスなど「デスメタルっぽさ」もそこそこ残っているのがポイントで(あくまで〝そこそこ〟ですが)、人気メロデスバンドを「甘すぎる」と感じる人はこっちの方が好きかもしれません。

IN FLAMESやARCH ENEMY、CHILDREN OF BODOMでメロデスに足を踏み入れた私としては、もう少し分かりやすくキャッチーなメロディをサビでドカンッ!とぶつけてほしかったとは思うものの、たまにはこういう乱暴なスタイルも悪くないとも感じました。それにたまに飛び出す抒情メロディはやっぱり心地良く、このバランスが気に入りました。

欠点らしき欠点は無いですが、最初から最後までまったく同じスタイルの曲が続くので、少々飽きがくる可能性はあると思います。静かな曲とか大爆走曲とか、もう少しバラエティがあっても良かったかも。

お気に入りは「Rise Like a Phoenix」。ラストを飾るナンバー。抒情的かつキャッチーなメロディに悶絶!

古き良きメロデスが好きな人なら聴いて損は無いと思います。