
PRAYING MANTIS(プレイング マンティス)
DEFIANCE / 2024年 / 83点
イギリス出身のロックバンド、2年ぶり12枚目のアルバムです。
2024年で結成50年を迎える、(数字だけ見れば)超ベテランに入るロックバンドです。ヘヴィさはそれほどありませんが、哀愁漂うメロディの評価は非常に高く、特に日本人ファンが多いんだとか。
さて、前作「KATHARSIS」はあまり印象的なメロディが無く、私としては不満の残る出来でした。「今回は大丈夫だろうか?」と正直不安でしたが、結論から言えば「往年の名作には及ばないものの、前作に比べればかなり良くなっている」と言う感じでした。
さすがに「FOREVER IN TIME」の頃のような凄さは無いものの、どの曲にも印象的なコーラス(歌メロ)がシッカリとあり、聴き応えがありました。音質も良好だし、ギターソロも情熱的、何よりジョン・ジェイシー・カイペルスの伸びのあるボーカルが曲を数段階レベルアップさせていたと思います。素晴らしいです。
欠点としては「爽やかさが無い事」かなと思います。「FOREVER IN TIME」の頃にはあったんですよね、青空を連想させるような〝爽やかさ〟が。本作は全体的にこじんまりとしていて、もうちょっと広がりを感じるようなメロディが欲しかったです。
まあ、この辺りは好みにもよるとは思いますけど。
お気に入りは「Standing Tall」。珍しくデジタルサウンドを導入した1曲。でも、耳を惹くのはやっぱり哀愁の歌メロです(汗)。あと、これは「元」が良いからですが、Rainbowの「I Surrender」のカバーも良かったです。
最高傑作とは言えませんが、少なくとも前作に比べればかなり「戻った」と感じました。美メロ好きなら聴くべき作品だと思います。

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