
DRAGONFORCE(ドラゴンフォース)
WARP SPEED WARRIORS / 2024年 / 83点
イギリス出身のパワーメタルバンド、9枚目のアルバムです。
スピーディーな楽曲を得意とするメロスピバンドです。2019年にベースのフレデリク・ルクレールが脱退(その後、KREATORに加入)。代わりに女性ベーシスト、アリシア・ヴィジルが加入しました。こんなゲームの必殺技みたいな名前のバンドにも(若くてキレイな)女性が入る時代になったんだね~(しみじみ)。
さて、ボーカルがマーク・ハドソンになって以降、ミドルナンバーなどスピードに頼らない曲も積極的に取り入れるようになってきた彼らですが、本作は疾走感強めの曲がかなりの割合を占めるという、昔懐かしの塩梅になっています(バラードは無し)。
ただ、スピード感がどうであれ、ポジティブな気持ちになれる独特な「DRAGONFORCE節」には一点の曇りも無く、このメロディを聴くと「ああっ、俺、今ドラゴンフォース聴いてるわ~」という安心した気分になります。
特に「Power of the Triforce」、「Burning Heart」「Doomsday Party」辺りが印象深かったです。
冒頭にメンバーがチェンジした事を書きましたが、良くも悪くもサウンドに影響は無し。個人的には彼女をフューチャーした曲があっても良かったんじゃないかなとは思うんですが、それはまた次作かな。
欠点らしき欠点は特に無し。強いて言えば、あまりにも代わり映えしない事と、強烈なキラーチューンが無かった事くらいです。ただ(自分で書いておいてなんですが)「変わり映えしない」は、一概に欠点とは言えない気もします。変わらずに支持を得ているバンドもいっぱいいますからね、AC/DCとか。
お気に入りは「Power of the Triforce」。アップテンポナンバーですが、本作の中では一番哀愁を感じました。ちなみに「ゼルダの伝説」から影響を受けた曲らしいです。
大きな変化は無いですが、逆に言えば安心して聴けるとも言えます。彼らのファンなら本作もマストでしょう。

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