CIVIL WAR3

CIVIL WAR(シビル ウォー)
THE LAST FULL MEASURE / 2016年 / 80点

スウェーデン出身のパワーメタルバンド、3枚目のアルバムです。

今やスウェーデンを代表するバンドへと成長したSABATONを脱退したメンバーらによって結成されたパワーメタルバンドです。ボーカルは実力派ではあるものの、好き嫌いが分かれる事で有名な(?)ニルス・パトリック・ヨハンソンが担当しています。

音楽性は特に変わらず、パトリックのボーカルを最大限生かしたパワフルでキャッチーなパワーメタルです。疾走感もあり、キーボードもふんだんで使われている為、良い意味で「武骨さ」があまり無く、華やかさがあるの特徴です。まあ、これらはSABATONにも共通する事なんですけどね。
個人的にはこんな似たような音楽性なら脱退しなくても良かったんじゃないの? と思うんですが、やっぱり人間関係のこじれとかなんですかね?

腐っても元SABATONの肩書は伊達ではなく、凡庸のバンドよりかは間違いなくハイレベルだとは思います。特にキーボードの使い方は本家を上回るんじゃないかと思う場面もありました。「Gangs of New York」や「Gladiator」は素直に格好良かったと思います。
その一方で「America」「A Tale That Never Should Be Told」や「Strike Hard Strike Sure」などは、イマイチパッとせず、非常に「惜しい」とも感じます。もう少しサビメロを工夫してくれれば、個人的にはSABATONに引け劣らない人気が出るんじゃないかと思うんですけどね‥‥。

お気に入りは「Gladiator」。本作中最速のナンバー。ただ早いだけでなく歌メロもキャッチーで一発で気に入りました。

好きな曲もあるものの、それを同じくらい微妙な曲もあるという、何とも惜しい作品でした。次こそは花開いて欲しいです。