
HIZAKI(ヒザキ)
The Zodiac Sign / 2024年 / 84点
日本出身のギタリスト、(たぶん)2枚目のアルバムです。
VERSAILLESやJUPITERなどで活躍している女形ギタリストHIZAKI氏のソロ名義のアルバムです。見た目は完全にビジュアル系ながら、見事なネオクラシカルギターテクニックを持っており、メタラーにも広く支持されています。でも、アラフォーの自分よりも年上というね……。ギターだけじゃなく、見た目に関しても毎日努力してるんだろうな。
本作はオールインストゥルメンタル作品となっており、ボーカル入りの曲は1曲もありません。しかし、その分HIZAKI氏のネオクラシカルギターがこれでもかと詰めこまれています。また、UNLUCKY MORPHEUSなどで活躍しているヴァイオリニストJill氏も参加しており、随所で流麗なユニゾンを聞かせてくれます。
前半はいかにもな曲が並んでいますが、後半になるとデジタルサウンドを取り入れた「Faraway」や、爽やかさを感じる「Holy Ground」など、普段のHIZAKI氏からはちょっと想像がつかないような曲もあり、思っていた以上にバラエティも豊かです。
彼のギターは海外のネオクラシカルギタリストとは違い、日本のビジュアル系に通じる耽美性が非常に強く出ており、個人的には海外のインストアルバムとはかなり違うと感じています。何て言うんでしょうかね、シッカリと「物語」があると言うか、歌が無くても十分に聴き応えのある作品になっているんですよね。
総じて、ギター好き、メロディ好きならば聴いて損はしないと思います。
欠点らしき欠点は無し。強いて言えば、海外のネオクラアルバムで聴けるような「ヨーロピアン」な曲とかがあるとなお嬉しかったかな。
お気に入りは「The Zodiac Sign」。ラストを飾る表題曲。疾走感も速弾きも控え目ですが、メロディアスなフレーズが好き。中盤に雰囲気が変わるのも良いね。
私はあまりインストゥルメンタル作品は聴かないんですが、これは聴いてて楽しかったです。メロディ好きはぜひ。

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