
MAJUSTICE(マジャスティス)
ANCESTRAL RECALL / 2023年 / 84点
日本出身のパワーメタルバンド、1枚目のアルバムです。
1998年生まれの若きギタリスト、ジエン・タカハシ氏を中心に結成されたバンドです。
このバンド、メンバーが地味に凄いです。
ボーカルは元HIBRIAのユーリ・サンソン、ゲストとしてPRIMAL FEARのラルフ・シーパース、元LOUDNESS~YNGWIE MALMSTEEN他のマイク・ヴェセーラが参加しています。ギターはジエン・タカハシとケリー・サイモン、キーボードは2024年に残念ながら亡くなってしまったヴィタリ・クープリ、コンポーザーに元STRATOVARIUSのティモ・トルキなどなど。
大した実績も無い日本の若者によくこれだけ集まったなと思います。
20代の若者がやるバンドなんだから、どれだけモダンなメロディックメタルなんだろうと思っていたんですが、意外や意外、00年代に流行した古き良きパワーメタルでした。エピカルでクサいメロディをまき散らしながら気持ち良く疾走をかましてくれます。ユーリの声は久々に聴きましたが、相変わらず肺活量高めの声を聴かせてくれます。
メインであるジエン・タカハシ氏のギターは、知識の無い私に耳だと「普通」に聞こえるんですが、聴かせる所ではシッカリとハイテクニックな速弾きを披露しており、聴き応えはあります。少なくも技術に関しては一切問題はありません。ちなみに、ソロなどを聴いてるとなんとなく「ココはジエンで、コッチはケリーかな?」と分かるのも面白いです。
総じて、コッテコテのパワーメタル好き、00年代の「メロスピブーム」を体験した世代ならメチャクチャ楽しめる作品だと思います。
欠点らしき欠点は無いですが、強いて要望を言うなら、ジエン氏がひたすら弾きまくるインストとかがあっても良かったんじゃないかと思います。
お気に入りは「Ancestral Recall」。キャッチーなメロディが印象的な1曲。
「20代の若者がこんな懐古厨な音楽性でいいんか?」と思わなくもないですが、本人が楽しんでいるなら良し。何より、私のようなアラフォーのオッサンからすればこんな嬉しい事はありません。これからもこのスタイルで続けていってほしいです。

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