
FEUERSCHWANZ(フォイアーシュヴァンツ)
MEMENTO MORI / 2021年 / 89点
ドイツ出身のフォークメタルバンド、10枚目のアルバムです。
ドイツ語で「火の尾」という意味のバンドです。世界的な人気がありますが、デビューから一貫して全編ドイツ語で歌われています。なお、本作はドイツのチャートでバンド史上初の一位を記録したそうです。
本作のタイトル「MEMENTO MORI(メメント モリ)」は皆さんも一度は聞いた事があるのではないでしょうか? 「メメント モリ」とはラテン語で「死を想え(死を忘れるな)」という意味で、転じて「日々を精一杯生きろ」という意味があるらしいです。
まあ、だからと言って本作が特にシリアスな内容かと言うとそんな事は無く(笑)、いつも通りのアップテンポな小気味良いフォークメタルナンバーがギッシリ並んでいます。
まあ、だからと言って本作が特にシリアスな内容かと言うとそんな事は無く(笑)、いつも通りのアップテンポな小気味良いフォークメタルナンバーがギッシリ並んでいます。
これまでも常に一定のクオリティの作品を作ってきた彼らですが、結論から言えば本作は間違いなく過去最高の出来栄えです。どの曲も極めてキャッチーで、それでいながら民族楽器による哀愁のメロディもシッカリとあり、とにかく聴いてて気持ちが良いんです。
トップを飾る表題曲「Memento Mori」からしてドキャッチー、ハードだけど哀愁のメロディがたまらない「Untot im Drachenboot」、間奏部分の疾走パートがメチャクチャ良い「Ultima Nocte」、ミドルテンポだからこそグッと来る「Krampus」、一緒に歌いたくなるパワフルな「Feuer & Schwert」などが特に印象的でした。
どの曲も3分台とコンパクトにまとめられており、物足りなさもあるものの、無駄に長いより遥かにマシです。
総じて、これからこのバンドを聴くなら、本作からがおススメです。
欠点らしき欠点は無いですが、強いて言うなら、少々パターンが同じな事くらいかな。もう少し経路の違う曲などがあった方が緩急がついて良かったんじゃないかなと思います。
お気に入りは「Krampus」。格好良い、ただそれだけだ(笑)。
もっと日本でも話題になってほしいなぁ。

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